浜木綿子の息子は香川照之、東大出身も首席の噂に証拠なし＆子育て方法に愛情あり

宝塚歌劇団を経て、多くの舞台やテレビドラマで活躍した女優の浜木綿子(はま ゆうこ)さん。

大ヒットドラマ『おふくろシリーズ』で橋田賞を受賞するなど、お茶の間に知られているベテラン女優です。

舞台では森光子さんの主演作『放浪記』の初演時、主人公のライバル日夏京子を演じ、演劇史に記録を残したといえます。

今回は浜さんについて、息子の香川照之さんとのエピソードを見ていきましょう。

また息子が東大首席という情報、さらに子育て方法もご紹介します。

浜木綿子のプロフィール

愛称:アツコ

本名:香川阿都子

生年月日:1935年10月31日

身長:157cm

出身地:東京都目黒区緑が丘

最終学歴:大阪府豊中市梅花高等学校、宝塚音楽学校

所属事務所:浜木綿子事務所

浜木綿子の息子、香川照之　

まずは浜さんの息子・香川照之さんとのエピソードを見ていきます。

浜さんは1965年、三代目市川猿之助さん(後の二代目市川猿翁)と結婚。

妊娠を理由に、出演していた大河ドラマ『太閤記』を途中降板しました。


このとき産んだ息子が、俳優の香川照之さんです。

人気ドラマ『半沢直樹』への出演や、歌舞伎役者の九代目市川中車としての活動でも知られています。

68年、夫が愛人の日本舞踊家・藤間紫さんの元へ移り、夫婦は離婚。

浜さんはその後、母の援助を得ながら、女優業をこなしつつ香川さんを育て上げました。

離婚後、テレビに元夫の猿翁さんが映ると、「パパはすばらしい人」だと息子に伝えるようにしたそうです。

離婚した相手であっても、決して悪く言わず、息子が悲観的でひねくれた性格にならないよう配慮していたのでしょう。

不倫を犯した相手に対して、批判の代わりに称賛を送るのは、至難の業といえます。

しかし浜さんは、息子がネガティブな感情を実父に抱かないよう、懸命に努力していたのでしょう。

私的な感情より、息子のことを何よりも優先する、立派な母親だったといえますね。

実は息子に恨まれている？

大切に息子を育ててきたと思われる浜さん。

ですが、香川さんの方では、あまり良い感情を抱いていないという噂もあります。

離婚後の浜さんが息子と過ごした家は、祖父母や姉夫婦、妹が住んでいたのだとか。

とある映画関係者が週刊誌で語ったところによると、その家は女性上位であり、浜さんが主として振る舞っていたそうです。


しかも、浜さんは外面ばかりを気にしており、感謝や愛といった本当に大事なことは、息子に教えなかったというのです。

とにかく息子優先の母親と思っていたファンは、そんな話に違和感を抱いたことでしょう。

週刊誌の記事といえば、デマや誤情報も多々あり、よく批判されるもの。

浜さんの悪い噂も、デマと考える人はいるでしょう。

しかし、香川さん本人も、母親に対するネガティブな発言をしているようです。

それは、『市川中車 46歳の新参者』という著書の中で書かれたこと。

香川さんはこの本の中で、自分が育った女性中心の家に傲慢な思考があったと告白。

また、上辺だけの豊かさを重視していたとも語っているのだとか。

そんな内容だったからか、女系家族に対する批判と受け取る人もいたようです。

2022年は、ホステスへの性加害疑惑で大変な騒動になった香川さん。

その背景にあるのは、母や女性の親族たちに対する復讐心という説もあります。

なんとも悲しい気持ちになる話ですが、香川さんが母親に反発心のようなものを抱いていた可能性も、実はあるのかもしれません。

息子の知名度アップに驚くファン

浜さんを昔から応援しているファンは、香川さんがまだ有名でなかった頃も知っているようです。


大好きな女優の息子ということで、昔から注目していた人も多いのでしょう。

そんな香川さんがすっかり有名になり、「浜木綿子の息子」と言われることが少なくなっていく様子には、感慨深いものがあるようですね。

確かに、香川さんは多くの話題作で活躍する人気俳優となりました。

それだけに、2022年の性加害疑惑はとても残念なニュースでしたね。

しばらく見かけなかった香川さんですが、2024年現在は役者として活動している様子。

大好きな昆虫について語る動画も公開されています。

これからどんな活躍をしていくのか、要注目ですね。

息子は東大出身だが首席説は怪しい？

次に浜さんの息子が東大首席という情報を見ていきます。

浜さんの息子は先述の通り、香川照之さんですが、実は東大出身でした。

小学校から名門暁星学園に通い、現役で東京大学に合格。

文学部社会心理学科に進学しています。

同期には有名予備校講師の林修さんがいたそうで、東大には大物がそろっていることが改めてうかがえますね。

ただ香川さんは東大出身であることを積極的には売りにせず、あくまで役者として実力で認められようとしてきた印象があります。


今では東大出身という経歴を知る人も多くなり、昆虫への造詣の深さなど、持ち前の知識を披露する機会を増やしつつあるようです。

ネット上には東大首席だという噂もありましたが、首席である根拠はないので、断定はできません。

ただ、しっかり者の母に育てられ、彼女に恩返ししたい気持ちで懸命に勉学に励んだことは間違いないでしょう。

また歌舞伎の名門一家の血を継ぎながら、一族に捨てられたという気持ちもあったはずです。

だからこそ一族で誰よりも優秀になって見せるという反骨精神が、東大への道を後押ししたのかもしれませんね。

浜木綿子の子育て方法

最後に浜さんの子育て方法を見てみましょう。

東大卒業の息子である香川さんを、女手一つでどのように育てたか気になりますよね。

浜さんは息子に話しかけられた際は、「ちょっと待って」と言わないようにしていたそうです。　

子供が親に話を聞いて欲しい時や、何かをして欲しい時には、後回しにされると傷つく可能性があります。

「あなたに注目しているよ」と伝える意味でも、話しかけられたらすぐに対応するのが、子育ての基本。

浜さんは子育ての正しいやり方を守って、息子に愛情を注いでいたのでしょう。

また自分が不在の時も、必ず誰かを家にいさせて、子供が1人になる時間を作らないよう気を付けていたそうです。

片親の場合、愛情不足で子供に悪い影響がもたらされる可能性が高いことを、わかっていたのでしょう。

いわば鍵っ子にしないことも子育てに重要ですが、核家族化が進んだ現代では、同じやり方を取るのは難しそうですね。

ただなるべく、子供といる時間を多く作り、自分が愛されているのだと感じさせることが大切と言えるでしょう。

浜さんは子供がネガティブにならないよう、常に注意を払っていたことがうかがえます。


シングルマザーでありながら、徹底的にマイナスの感情を排して子供に接した、頼もしい母親だったのでしょう。

子供を名門校に行かせようと勉強を強要する前に、まず深い愛情で接してあげることが、真の優等生を育てる秘訣かもしれませんね。

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