内田洋子が結婚した夫はイタリア人。イタリア在住&エッセイストの経歴まとめ

イタリアについての著作が多いジャーナリストで作家の内田洋子(うちだ ようこ)さん。

今回は内田さんについて、結婚、夫、家族情報を見ていきます。

加えてイタリア在住という情報と、エッセイストとしての経歴をまとめました。

内田洋子のプロフィール

本名:内田洋子

生年月日:1959年生まれ

身長:不明

出身地:兵庫県神戸市

最終学歴:東京外国語大学イタリア語学科

所属事務所:通信社UNO Associates Inc

内田洋子の結婚した夫はイタリア人

まずは内田さんの結婚、夫、家族情報を見ていきます。

内田さんの結婚や家族情報は正確なデータがなく、謎が多いです。

しかし2000年に発表した『ウーナ・ミラノ』のデータによると、共著者のシルヴェリオ・ピズさんが夫ということでした。


1937年にローマで生まれ、50歳で内田さんと東京で知り合い、地中海一帯の案内人になったそうです。

職業は俳優や映像プロデューサーの他、童話作家でもあったそうで、マルチな才能の持ち主だったことがわかります。

また歌手活動も行い、いくつかのアルバムを出しました。

ミラノに30年以上暮らしたのち、夫婦でポッジという小村に転居。

2004年に亡くなったため、内田さんは202N年現在、独身なのでしょう。

2人の間に子供がいるかは不明ですが、文化芸術方面の才能がある者同士、仲睦まじかったのかもしれません。

結婚や夫の情報がわかるのは主に著作

前述のとおり、本の中では元夫について語っている内田さん。

内田さんの本が好きでたくさん読んでいる人なら、複数の著作でシルヴェリオさんの名前を見かけているのではないでしょうか。

ただ、インタビューなどで結婚や元夫について話すことは、あまりないようです。

出版社のプロフィールなどからも、結婚歴は省かれています。

結婚や夫が謎とされているのは、そこに理由があるのかもしれません。


話すのは主に著書の中なので、読者以外は独身か既婚かわからないのではないでしょうか。

結婚やシルヴェリオさんについてWikipediaに記載されていないのも、同じ理由と考えることができます。

内田さんが結婚や元夫の話をあまり出さない理由は、よくわかっていません。

一般人の家族を公表しない有名人は多くいますが、生前のシルヴェリオさんは芸能活動をしていました。

となると、プライバシーなどの理由ではなさそうです。

確かな情報がないため何ともいえませんが、別の理由があるのでしょう。

ただ、本の中で書いているなら、完全に非公開というわけでもありませんよね。

『ウーナ・ミラノ』などを読んだ人なら、結婚歴やシルヴェリオさんの情報を得ることができます。

内田さんは、結婚歴を隠したいわけではないのかもしれません。

それにしても、詳しく語る場を本にしているのは、さすがエッセイストという感じですね。

再婚や恋人の情報はない

シルヴェリオさんが2004年に亡くなっているなら、内田さんが独身になってから、もうだいぶ長い時間が経っていることになります。

本を読んで結婚歴を知った人なら、再婚の可能性が気になったかもしれませんが、2024年現在も特に情報はありません。

内田さんの本は2004年以降も多く出ているわけですが、その中でも再婚の報告はありません。

やはり、シルヴェリオさんが亡くなってからは結婚していない可能性が高そうですね。

恋人の存在が噂になったこともないため、結婚したい気持ちはそれほど強くないのかもしれません。

内田洋子はイタリア在住

次に内田さんがイタリア在住という情報を見ていきます。

内田さんは2024年現在もイタリア在住のようで、30年以上現地に滞在しています。

永住権を持っていることは間違いないでしょう。

イタリアに興味を持ったきっかけは、イタリア人俳優がかっこいいという、ミーハーな理由だったそうです。

「ジュリアーノジェンマがかっこいい」という程度の気持ちで、難関の東京外国語大学イタリア語学科に進学。

語学のプロを養成する大学ですから、落第するのが当たり前とされる厳しい環境でした。

しかし通訳のアルバイトや、ナポリ留学を通して、着実にイタリア語を修得していきます。

「何としてでも外交官になる」などの熱い志を持っていても挫折する人が多い語学学習。

しかし「憧れの俳優のインタビューを字幕なしで見たい」など、軽い動機で楽しく勉強した方が、長続きするのかもしれませんね。

内田洋子のエッセイストとしての経歴まとめ

最後に内田さんがエッセイストになったきっかけを見ていき、経歴をまとめます。

大学卒業後は外資系銀行、新聞社を経て、ミラノで通信社を立ち上げた内田さん。

たった1人で現地のニュースを日本に伝えてきたそうです。

そのまま30年以上、ジャーナリストとして活動してきました。

そんな内田さんがエッセイストの肩書を獲得したのは1995年です。


エッセイ『イタリアンカップチーノをどうぞ 幸せが天から降ってくる国』で作家デビューを果たしました。

以降は『ジャーナリズムとしてのパパラッチ イタリア人の正義感』などジャーナリズム系の書籍も発表。

しかし内田さんがエッセイストとして大きな注目を浴びるきっかけになった作品は、2011年の『ジーノの家 イタリア10景』でしょう。

庶民の目線を通して、イタリアの魅力的な風景が目の前に浮かび上がるような作品です。

「黒いミラノ」と呼ばれる暗黒街にも足を踏み入れ、イタリアの街のリアルな様子を丁寧に描写した内田さん。

表現力と語学力のみならず、果敢に多くの人に話しかけ、情報を得るジャーナリストとしての能力も優れているのでしょう。

高い取材力と文章力が作品として結実した本作で、日本エッセイストクラブ賞と講談社エッセイ賞を手にしました。

さらに2018年発表の『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』は、本屋大賞のノンフィクション大賞にノミネート。

名実共に、一流のエッセイストとなりました。


内田さんは愛するイタリアについて存分に発信できる、理想的な環境を手に入れたのでしょう。

イタリアへの情熱に人生を捧げ、大成したエッセイストといえるでしょう。

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