京極夏彦、圧巻の書斎部屋と本棚、羨望の家。10代で結婚、家族について

暇つぶしに書いて持ち込んだ小説の完成度の高さから直ちにデビューが決まり、このことがメフィスト賞創設のきっかけにもなった京極夏彦(きょうごくなつひこ)さん。

テレビにはほとんど出演しないこともあり、自宅公開の反響は大きかったようです。

東日本大震災で1冊も落ちなかったという本棚にはどんな工夫があるのでしょう。

書斎部屋だけでなく、水木しげるグッズ専用の部屋や壁一面がDVDの部屋など、こだわりが詰まった家をご紹介します。

私生活がミステリアスな作家であるだけに、結婚事情や家族構成も気になりますね。

京極夏彦の書斎部屋が圧巻!本棚の秘密とは?

怨霊や妖怪、怪談や伝承といったオカルティズムをベースにした作品が多い直木賞作家の京極夏彦さん。

小説家、アートディレクター、妖怪研究家であると同時に、雑誌『ダ・ヴィンチ』によると意匠家、薔薇十字団参謀、関東水木会会員、菓子パン愛好会会長等、実体がよくわからない肩書もたくさん持っています。


着物姿に革の指ぬき手袋は今やトレードマーク。

筆者はてっきり、このスタイルは「百鬼夜行シリーズ」の中禅寺秋彦のコスプレであり、一種のファンサービスかと思っていました。

ですが、ご本人が和装を好むようになったのは中学生の頃からだそうです。

若い頃は「餓死しても借金しても本を買いたい」と思ったほどの愛書家だという京極夏彦さん。

自宅に膨大な蔵書があることは容易に想像できますが、その書斎部屋はまさに「日本一の書斎」と呼ぶにふさわしいものでした。

2016年3月に放送された『櫻井有吉アブナイ夜会』では、理想の書斎を作りたい又吉直樹さんが、敬愛する京極夏彦さんの書斎を見学させてもらうことに。

その書斎部屋は天井に届くオーダーメイドの本棚で360度囲まれ、こだわりの照明が絶妙な雰囲気を醸し出す、羨望の空間でした。

この部屋には貴重な古書や文芸書などが約1万冊おさめられており、このほかにも4万冊の本が書庫に保管されているそうです。

「本以外はえらいことになった」という東日本大震災では、書斎の本は1冊も落下せず。

地震対策として本棚は少し後ろに倒しているそうです。

趣味が整理整頓というだけあって、増える一方の本を機能的かつ美しく並べることには並々ならぬこだわりをもっているようですね。

SNSには「かっこよすぎる」「男の夢が詰まってる」といった称賛の声が続出。

ご本人の本への愛情や執着など、もろもろの感情が伝わってくる書斎部屋です。

男のロマンがあふれる京極夏彦の家

京極夏彦さんの家の見どころは書斎部屋だけではありません。

ファンの間で有名なのがシアタールームと水木庵。

シアタールームは壁一面にDVDが並ぶほか、京極作品の表紙を飾るおどろおどろしくもコミカルな妖怪たちがディスプレイされたミステリアスなスペース。

この妖怪人形は「張り子」という紙の人形で、1体製作するのに1年もかかるのだそう。

水木庵は、妖怪漫画の第一人者・水木しげるさん関連のグッズだけを収蔵した個人的な博物館です。

京極夏彦さんといえば、「怪談之怪」の発起人を務めるなど妖怪好きで知られる作家。

水木しげるさんの大ファンとしても有名で、共著もあり、映像作品の『ゲゲゲの鬼太郎』で脚本や出演を務めたことも。

趣味のための部屋を自宅にいくつも造ってしまうスケールの大きさはうらやましいかぎりです。

家を新築する際は、かなりこだわって設計したのではないかと思います。


気になる自宅の場所は東浦和といわれていますが、この情報は信憑性が高そうです。

というのは、東浦和にあるうなぎ屋「はす沼」店主の話によると、京極夏彦さんはたびたび来店するだけでなく、自宅が近いため出前もオーダーするとのこと。

ファンの情報では、表札に「京極夏彦」とあるそうです。

京極夏彦は10代で結婚、家族は?

推理小説家、妖怪研究家のイメージを堅守するためなのか、はたまた公私混同を避けるためなのか、私生活にも謎が多い京極夏彦さん。

結婚23年を迎えた年に『週刊文春』で阿川佐和子さんと対談しており、その際に19歳で結婚したことを明かしています。

19歳というと、北海道倶知安高校を卒業して専修学校桑沢デザイン研究所に在籍していた頃でしょうか。

『姑獲鳥の夏』(うぶめのなつ)でデビューしたのが31歳ですから、まだ「京極夏彦」になるはるか前のことですね。

ちなみに本名は大江勝彦さんといいます。

若くして結婚し、2021年に58歳になることから、すでに孫がいても不思議ではないのですが、家族に関する情報は出ていません。

『姑獲鳥の夏』を講談社に持ち込んだ頃に子供が生まれることを知ったそうですから、子供がいることは確かでしょう。

前述の対談では、ご本人の結婚観も垣間見ることができました。

いわく、結婚は恋とは違い、無償の信頼関係を築くことを目的としたパートナー契約。

結婚生活の中で、おたがいに惚れ直すような関係を築くことが大切であり、古女房にあきたという夫の気持ちは自分には理解不能とのこと。

これに対して阿川さんは「亭主の鑑」と賛辞を贈っています。


こだわりの書斎部屋を見てもわかるように、紙の本を愛してやまない京極夏彦さん。

ですが一方で、「紙か電子かと幼稚なことを議論している場合ではない」と述べ、自著の電子書籍化にも積極的な姿勢をみせています。

出版事情が変わりつつある昨今の状況から、電子書籍のあり方に本の行く末を託しているのかもしれません。

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