数々の文学賞を受賞した作家で、俳優活動も行う島田雅彦(しまだ まさひこ)さん。
『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー以来、小説や戯曲を精力的に発表してきました。
今回は島田さんについて、息子はいるのか、結婚と妻の情報、家族についてまとめます。
さらにイケメンという評判と関連キーワード難病についても見ていきましょう。
島田雅彦のプロフィール
本名:島田雅彦
生年月日:1961年3月13日
身長:不明
出身地:神奈川県川崎市
最終学歴:東京外国語大学外国語学部ロシア語学科
島田雅彦、息子はアメリカへ留学
まずは島田さんについて、息子の情報を見ていきます。
息子は一般人で情報は多くありませんが、島田さんが泉鏡花文学賞を受賞した作品『彼岸先生』の執筆時期に誕生したそうです。
同年だとすれば1992年生まれなので、2024年現在で32歳になります。
インテリな父のDNAを受け継いだ、知的な社会人なのかもしれません。
息子の留学に対する思い
2023年は、自伝的小説『時々、慈父になる。』を発表して注目を集めた島田さん。
【島田雅彦『時々、慈父になる。』】←本日26日発売です! 毀誉褒貶を顧みない作家による、デビュー40周年を飾る自伝的父子小説です。先日はサイン本作成をしていただきました。 pic.twitter.com/F2MB6b0mkr
— 集英社文芸書 (@shueisha_bungei) May 26, 2023
作品についてインタビューを受けた際、息子が海外へ留学したことを明かしていました。
中学までは日本で勉強し、その後はアメリカへ渡ったのだとか。
島田さんとしては、留学が自立につながることを期待していたそうです。
心配な気持ちもあったそうですが、息子の将来のため、経験を積ませることにしたのでしょう。
最近の若者を見ていると、人間としての退化を感じることもあるという島田さん。
広い世界へ踏み出していくことで、人間的な成長ができると思ったのかもしれませんね。
本を読んでくれる息子
英語ばかりの環境で生活しているため、日本語が怪しくなることを心配しているという息子さん。
母国語を忘れないための対策として、父親の本を積極的に読むようにしているそうです。
言葉を忘れないためなら、日本語の本であれば何でもよかったはず。
そこで親の本を選んでくれたのは、島田さんにとって嬉しいことだったかもしれません。
ただ、本を読んだ息子さんからは、「オヤジの日本語も変」と言われてしまったのだとか。
ベテラン作家の文章に遠慮なく思ったことを言えるのは、家族ならではという感じですね。
幼少期の家族とのエピソード
子供や奥さんの情報はあっても、両親についてはあまり語らない島田さん。
そのため、実家での家族とのエピソードも少ないようですが、祖父母との関係は語ったことがありました。
島田さんは初孫だったため、祖父母はとても喜び、いつも可愛がってくれたそうです。
そんな祖父母が心配していたのは、島田さんの偏食。
幼少期の島田さんは、天丼やカツ丼の衣とご飯だけを食べ、海老や肉は残してしまうタイプ。
すき焼きが出ても、しらたきと豆腐だけを選んで食べていたそうです。
普段の食事でも、基本メニューは白米と海苔、漬物だけというシンプルさだったのだとか。
健康を心配した祖父母が試しに鰻重の出前をとったところ、島田少年は珍しく完食。
それ以来、よく鰻を食べさせてくれるようになったそうです。
食べ物にあまり興味を示さない当時の島田さんには、両親も手を焼いていたのかもしれませんね。
島田雅彦氏のレシピにあったひつまぶしを作ってみる。ウマイ。一尾¥800円という中国産鰻だったけれど、全く感じないほどのウマさに驚く。もちろん、鰻屋さんのが良いに決まっているけれども。
— Godspeed (@GraceGodspeed) May 4, 2011
結婚した妻とは大学で出会った
次に島田さんの結婚、妻の情報を見ていきます。
妻は島田ひとみさんという名前で、同じ東京外国語大学に通っていたようです。
校門で待ち伏せした島田さんが、ひとみさんに「あなたの絵を描かせてください」と口説きました。
大学在学中に作家デビューしたプレイボーイですから、センスの良い口説き方を知っていたのでしょう。
ひとみさんによると、島田さんはかなり目立つ格好をしていたそうです。
「どピンクのルパシカ、紫メガネに紫ストライプのTシャツ」などを身にまとい、奇抜な格好でキャンパスを闊歩していたとのこと。
派手な出で立ちの小説家と地味な女子大生のカップルは、キャンパス内で注目の的だったかもしれませんね。
学生作家としてデビューした3年後に結婚し、ひとみさんは広告会社に就職したそうです。
妻が会社に勤め、夫が自宅で執筆しながら家事をこなすという生活スタイルが、自然と確立したといいます。
音楽好きの島田さんは、妻の電子ピアノを弾かせてもらうなど、仲の良い夫婦生活を楽しんでいるようですね。
イケメンとトークセンスで女性人気
次に島田さんがイケメンという情報を見ていきます。
しゃれたファッションに甘美なマスクで知られる島田さん。
若い頃はもちろん、中年になっても、大きな瞳と高い鼻が外国人のように端正な面立ちですね。
「ドンナ・アンナ」島田雅彦
巻末の自己解説のナルシスティックさが清々しく感じるのは、時代を経て読んでいるからか、著者がイケメンやから許されるのか…ironicalやけどすっきり読みやすく、充実な読後感…著者が「あっ!!!」という間に書いた「観光客」が一番好きなのは私の不徳の致す所。 pic.Twitter.com/PFotVovTyj
— くろいわ ゆ (@F4MSdRnM5O3s0CC) January 3, 2019
イケメンな上に、声も渋いという評判もあります。
島田雅彦先生イケメンだし声が渋いし pic.Twitter.com/7zwmNDFJwC
— 〇〇〇 (@djusmurthaa) June 11, 2015
「文壇のジュードロウ」と称される程、今では渋いイケメン作家として文学界に君臨しています。
ただし島田さんがモテるのは、単にイケメンというだけではなく、トークもセンスがあるためです。
エロスに関するトークもさらりとこなし、女性の心をくすぐるのが彼の魅力でしょう。
「侘しさとエロスには相乗効果がある」と語り、文学の濡れ場シーンについて持論を展開。
「何かから逃げている男女が、やむにやまれず行為に及ぶ」という状況に、「ムラムラする」と述べています。
エロティックな内容の発言を、そつなくこなしてしまう、知的なプレイボーイなのです。
高いトークセンスとイケメンが相まって、女性の心をつかんで離さないのでしょう。
島田雅彦が難病の噂はデマ
最後に島田さんと難病のつながりを見ていきましょう。
ネットで島田さんの情報を調べていると、「難病」という関連キーワードが出てきます。
何か大きな病気をされたのかと情報を探しても、特にそのようなことはなさそうでした。
難病と島田さんが関連づけられたのには2つの可能性がありそうです。
1つは自身のTwitterで、プロ野球選手のダルビッシュ有さんの妻が難病などと投稿したことが挙げられます。
妻が難病なのはダルビッシュで、広末と結婚したのはハンカチ王子で、小説書いたのはキャンドル・ヒロだっけ。
— 島田雅彦 (@SdaMhiko) November 8, 2010
もう1つは、同姓同名の元スポーツ選手・島田雅彦さんが、ALS(筋委縮性側索硬化症)の治療を行ったという情報です。
小説家とALSの元スポーツ選手が、偶然同じ名前で結びついてしまったのかもしれません。
いずれにせよ、小説家の島田さんは健康で、問題なく過ごしていることがわかりましたね。
文才あるモテ男として、これからも女性ファンの心をつかみ続けることでしょう。
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