名家出身に恥じない気品と清楚な美貌で、戦後の日本映画界に新風を吹きこんだ司葉子(つかさようこ)さん。
夫は大蔵官僚から政界に転じた故・相澤英之さんです。
結婚により、相澤さんの連れ子の継母となった司さんですが、実子はいるのでしょうか。
今回は長男・次男・三男の相澤宏光さんについて詳しくみていきます。
司葉子のプロフィール
本名:相澤葉子(旧姓:庄司)
生年月日:1934年8月20日
身長:160cm
出身地:鳥取県境港市渡町
最終学歴:共立女子短期大学
所属事務所:東宝芸能
司葉子の息子は3人
1954年に『君死に給うことなかれ』でデビューして以来、作品をより輝かせる女優として存在感を放ち続けてきた司葉子さん。
生家は因幡三郷士のひとつである山陰の名門・庄司家です。
すでに高齢ということもあり、近年はメディアへの登場が少なくなっていますが、女優業を引退したわけではありません。
2020年の日本アカデミー賞授賞式では、長年にわたる多大な貢献と実績を残した映画人に贈られる会長功労賞を受賞。
あでやかな着物姿と優雅なたたずまい、美しい言葉遣いに見惚れた視聴者は多かったことでしょう。
スピーチでは、135本の映画と34本の舞台をおさめさせていただいたと感慨深げに語った司葉子さん。
なかでも思い入れがある作品は、22歳から72歳までを演じて七つの演技賞を独占した『紀ノ川』だったようです。
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— 東宝芸能 (@TohoEnt) June 16, 2017
15歳年上の大蔵省主計局次長・相澤英之さんと結婚したのは1969年9月のことでした。
義兄と夫が友人だったことが縁となり、司さんの美貌に魅せられた相澤さんの熱烈なアプローチを受けたそうです。
幼少時に父親を亡くした司さんは、年上の男性の父性に惹かれたのかもしれませんね。
夫には死別した前妻・周子さんとの間に2人の息子がおり、司さんは継母に。
結婚の2年後には男児が誕生しました。
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相沢英之と司葉子 人生100歳「一日生涯」 夫婦で長生き、笑顔で生きる”100の知恵
表紙など色々撮影しました。
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司葉子さんの息子は継子である長男、次男と実子の三男です。
長男・相澤英孝は知的財産権分野の大家
継子の長男は法学者で一橋大学名誉教授だった相澤英孝さんです。
知的財産権分野の大家であり、早稲田大学教授、一橋大学教授、ハーバード・ロー・スクール客員教授などを歴任した人物。
2000年代には『スッキリ!!』のコメンテーターとしても活躍していました。
妻は美貌のモデル・塩川美佳さん。
英孝さんは2019年5月10日、多臓器不全のため65歳で他界しました。
父の相澤英之さんが99歳で永眠して1か月あまりの出来事でした。
次男・中島周はキユーピー取締役会長
同じく継子の次男はキユーピー取締役会長の中島周(なかしまあまね)さん。
メーカーの母体となった現・中島董商店の取締役社長も兼任しています。
周さんは早稲田大学を卒業し、コーネル大学院経営学修了を経て、いったんは日本興業銀行(現・みずほ銀行) に入行。
のちに食品会社に入社したのは夫人の縁だったようです。
父・相澤英之さんは大蔵官僚から政治家、弁護士へと転身しましたが、長男と次男は異なる分野で活躍していたのですね。
おはようございます😃。
司葉子さんお誕生日おめでとうございます。🎉🎊
今週もお元気にお過ごし下さい。(^_^)/#司葉子さん(1934.8.20.〜) pic.twitter.com/6QQ4lX0zDk— ムーミン@プロフお読み下さい (@moomin_art78) August 19, 2018
三男・相澤宏光は医師で相田翔子と結婚
司葉子さんが相澤英之さんとの間にもうけた実子である三男は相澤宏光さんといい、帝京大学医学部を卒業した医師です。
都内の総合病院麻酔科医長やクリニック医局長を経て、2015年に表参道美容皮膚科を共同で開院し、2023年現在は原宿本院の院長を務めています。
美容皮膚科治療実績はおよそ5万例とのことで、親身なカウンセリングと精緻な施術が高い支持を得ているようです。
妻は歌手でタレントの相田翔子さん。
つい元Winkと思いがちですが、ご本人たちによるとWinkは解散したわけではなく、あくまで活動停止中なのだそう。
二人は2008年7月に入籍していますが、司葉子さんがこのことを知ったのは新聞の記事だったといわれています。
もともと結婚に反対していたという情報や、嫁姑の確執を匂わせる報道もありましたが、2012年には女児が誕生。
相田翔子さんが考えていた娘の名前はすべて却下され、命名されたのは司さんが考えた名前だったそう。
一方の相田翔子さんは、義母の世話を自分がすることを決意して、司葉子さんの自宅近くに新居を購入したとのこと。
嫁姑の関係が良好であることを祈ります。
新作の情報が聞こえてこない司葉子さん。
2023年に89歳を迎えることもあり、撮影現場での仕事は負担が大きいのかもしれません。
ですが、できることならもう一度、スクリーンでその姿を観たいものです。
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