草笛光子の現在(2024)。補聴器の理由は病気。圧迫骨折の過去&健康法や筋トレがすごい

日本のミュージカル女優の先駆けにして、2024年現在もますます精力的に活躍中の草笛光子(くさぶえみつこ)さん。

90代とは思えない美しさや年齢の重ね方が世代を超えて支持されていますが、過去には病気で聴力が低下したり、圧迫骨折をしたこともあったようです。

最近になって使用しはじめたという補聴器や健康の秘訣、毎日欠かさない筋トレについてまとめました。

草笛光子のプロフィール

本名:栗田光子

生年月日:1933年10月22日

身長:158cm

出身地:神奈川県横浜市神奈川区

最終学歴:神奈川県立横浜平沼高等学校

所属事務所:草琇舎(そうしゅうしゃ)

草笛光子は現在(2024)も旺盛に活躍中

1950年にSKD(松竹歌劇団)へ入団した草笛光子さん。

2024年現在も女優として第一線で活躍する稀有な存在です。

美しい銀髪、姿勢のよさ、気品の漂うたたずまいからは大女優のオーラが伝わってきますが、この方の場合、なぜか威圧感を感じさせません。


こんなふうに歳を重ねたいと世の女性が憧れるのも納得です。

話題のドラマや映画で活躍中

さすがに高齢ということもあってか、舞台の方で新たな出演情報は見かけない草笛さん。

舞台が好きな人は少し心配しているかもしれませんが、休業しているわけではありません。

ドラマや映画では、近年もまだまだ元気に活躍中。

2022年9月の配信ドラマ『すべて忘れてしまうから』では、尾野真千子さんの祖母役で出演しています。

同じ9月には、ディーン・フジオカさんと共演したWOWOWドラマ『HOTEL -NEXT DOOR-』も話題になりました。

また、2023年の配信映画『次元大介』では、世界一の銃職人というすごい役で登場。

そのかっこよさに痺れたファンも多いのではないでしょうか。

映画といえば、2024年の『九十歳。何がめでたい』もファン必見でしょう。


佐藤愛子さんの人気エッセイを映画化した作品で、佐藤さんの役を草笛さんが担当。

単独での主演映画が初となったことも多くの注目を集めました。

長い芸歴の中で、非常に多くの作品に出演してきた草笛さん。

これまでも単独の主演映画はありそうなイメージでしたが、意外にも機会がなかったようです。

それにしても、90歳で主演映画が公開されるのはすごいことですね。

高齢でも現役の役者として活躍する姿に、元気や勇気をもらっている人も多いことでしょう。

これからもまだまだファンを楽しませてくれそうです。

近年も高い評価

2023年は、受賞のニュースが2つも話題になった年。

第30回「読売演劇大賞」で芸術栄誉賞、第31回「橋田賞」で特別賞を獲得しました。

草笛さんは、前年の第45回「日本アカデミー賞」でも優秀助演女優賞に輝いています。


翌年にまた2つも受賞のニュースがあり、「すごい」と興奮したファンも多かったでしょうね。

このように複数の受賞が続いているのは、草笛さんの仕事が高く評価されている証拠。

多くの人がその演技に魅了され、心を動かされているということでしょう。

大ベテランとして円熟の演技力を発揮し、まだまだ活躍を続けている草笛さん。

今後も、新たな受賞のニュースを聞くことになるかもしれません。

病気で補聴器を使用&圧迫骨折の過去

映画やドラマで意欲的な活動を続ける草笛光子さんですが、長いキャリアの中で病気のために舞台を降板したこともありました。

69歳の時には、蝸牛(かぎゅう)型メニエルによる聴力低下のため、芸術座の『港町十三番地』を降板。

この時は約2か月にわたる公演で、長期間の出演は困難と診断されたとのことです。

聴力低下といえば、ショップジャパンのテレビショッピングに登場したことで、集音器「楽ちんヒアリング」を愛用していることも周知の事実になりました。

2020年10月のインタビューでも、補聴器を使っていると明かしています。

また舞台での圧迫骨折を経験したこともあったよう。

圧迫骨折とは、もろくなった骨が負荷に耐えきれず押しつぶされてしまうことで、多くは骨密度の低下が原因とされています。

骨密度の低下は自覚症状がないことから、圧迫骨折をおこしてから気づくケースも多いのでしょう。

草笛さんはこの時の圧迫骨折をきっかけに、健康ついての意識が高まったといいます。

草笛光子の健康法とストイックな筋トレ

草笛光子さんのモットーは、健康でいれば何でもできる。

怪我や病気を寄せつけず、元気でいるための体調管理は徹底しているようですね。

朝食をとりながら、お昼は何がいいかな、夕食は何にしようと考えるくらいに食べることが大好きという草笛さん。

健康の秘訣はよく食べることと明言しています。

旺盛な食欲は、まさに元気の源ですね。

基本は3食きちんと食べること。


朝食前には梅干しを入れた深蒸し煎茶と、小松菜やセロリ、りんご、バナナなどでジュースを作って飲むことが長年の習慣なのだそう。

過去にテレビ番組の企画で草笛さんの腸年齢を医師が測定したところ、実年齢より10歳若い62歳と判明しました。

10歳も若いケースはめずらしいそうです。

ミュージカルの舞台に立ち続けるためには筋トレも必須と力説する草笛さん。

ライフワークともいえる舞台ですから、いつまでも立ち続けたいという熱い思いもあるのでしょう。

日々の身体づくりは、寝起きに行う軽い体操からパーソナルトレーナーを自宅に招いて行う筋トレまで。

トレーナーについて行う筋トレは週に一度ですが、2時間以上みっちり汗をかくそうです。

高齢の女性にとってはハードな内容だと思います。

腰に8kgの重りをつけたスクワットや、バランスボールに座ったままで食事をするなど、日々の努力を怠らない草笛光子さん。

一般の同年代の女性なら、コタツに入ってミカンを食べながら時代劇ドラマを見ているところかもしれません。

「いい仕事をするには1に筋肉、2に筋肉」とおっしゃいますが、通常なら筋肉どころか存命しているかどうかもおぼつかない年齢です。


自らを高める鍛練を積み重ね、女優としての存在感も増すばかりの草笛光子さん。

舞台はもちろん、映画でもまだまだ気炎を上げていただきたいところです。

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