岸惠子の現在(2024)、自宅は横浜。夫との離婚理由。フランス語の実力&食生活の好み

映画『君の名は』のヒロイン真知子役で人気を博した岸惠子(きし けいこ)さん。

「真知子巻き」というストールの巻き方を流行させ、一躍トップスターとなりました。

かつて一世を風靡した彼女は、2024年現在、どのように過ごしているのでしょうか。

今回は岸さんの2024年現在や自宅の情報、夫について確認します。

またフランス語のレベルと食生活の詳細に迫りましょう。

岸惠子のプロフィール

本名:岸惠子

生年月日:1932年8月11日

身長:161cm

出身地:神奈川県横浜市

最終学歴:神奈川県立横浜平沼高等学校

所属事務所:舞プロモーション

岸恵子の現在(2024)は執筆を中心に活動中

近年の岸さんは女優としての活動が減っており、2020年代の出演作は特にないようです。

2024年の岸さんは92歳なので、年齢的に活動が減少するのは仕方のないことでしょう。

ただ、高齢ということもあり、見かけなくなって心配している人もいるかもしれません。


実は以前から、「存命なの?」といった驚きの声もあるのです。

どうやら、すでに故人と思っている人がいるようですね。

その姿を見る機会が減ってしまった近年は、同様の思い込みが増えている可能性もあります。

しかし、実際には訃報が流れたことなどありません。

高齢であることは確かですが、岸さんは2024年現在も元気です。

90代でエッセイを執筆

岸さんといえば、女優だけでなく、作家としての活動でも人気を集めています。

役者としての活動は見かけなくなった近年ですが、執筆活動はまだまだ継続中。

2024年はエッセイ『91歳5か月 いま想うあの人 あのこと』が出ています。

人生を振り返り、さまざまな出会いや別れについて書いたものなのだとか。

待望の新刊を書店で見かけ、即購入したファンも多いのでしょうね。

同時期に文庫化された『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』は、2021年のエッセイ。


2020年代に入ってからも執筆を続け、こうして新しい本が書店に並んでいるというのは、すごいことです。

前述のとおり、岸さんはすでに90代。

それだけ年齢を重ねれば、若い頃のように頭が働かなくなる人も少なくないでしょう。

しかし岸さんは、作家として本を書けるくらい、しっかりしているということです。

昔よりも寿命が延びている現代、岸さんのように元気な90代は、これからさらに増えていくのかもしれません。

今後の執筆にも意欲的

2022年の岸さんは、インタビューで「今やりたいこと」について質問され、「あと2~3冊本を書きたい」と答えていました。

そのうちの1冊が『91歳5か月』と考えれば、今後もまだ新しい本が読めるということですね。

当時の岸さんは、高齢になっても性格が変わらないと語っています。

身体的な変化はあるものの、内面はそのままであり、変わりたい気持ちもないのだとか。

性格の大きな変化がないことは、執筆活動の長い継続にも影響しているのかもしれませんね。

自宅は横浜の白楽

岸さんは2024年現在、横浜の白楽に暮らしているとのことでした。

恋愛小説『わりなき恋』を執筆した場所も、横浜市の自宅にある書斎だったそうです。

元々は祖父の代から所有する実家だったとのこと。

年齢を重ねて、「晩年は思い入れのある実家で暮らしたい」と考えたのでしょう。

以前は40年以上、パリを拠点に生活していました。


今でもパリの自宅は所有しているそうで、コロナ流行前は年1回ほど訪れていたそうです。

娘が成人し、孫を育て始めたため、あまり子育てに干渉しないよう訪問数はセーブしていたといいます。

パリの自宅は何と築400年以上で、老朽化により床が抜け落ちたこともありました。

自宅のある場所は、美しい街並みで知られるサン・ルイ島。

歴史ある高級住宅地だそうで、映画の歴史に名を輝かせる女優にピッタリな土地といえます。

離婚理由は夫の不倫

岸さんは2024年現在、独身ですが、かつて一度結婚したことがあります。

夫は11歳年上のフランス人映画監督、イヴ・シャンピさんでした。

出会いは1957年、彼の作品『忘れえぬ慕情』で、岸さんが主演を務めたことがきっかけです。

フランスで結婚式を挙げた際は、岸さんと面識のあった、川端康成が立会人を務めました。

彼女は元々小説家志望で、高校3年の時に短編小説を書いた際に、川端と面会していたそうです。

結婚後はパリに暮らし、フランスと日本を行き来して女優活動を続けました。


パリではジャン=ポール・サルトルやジャン・コクトーなど、大物文化人と交流したそうです。

1963年に、娘のデルフィーヌ=麻衣子・シャンピさんを生みました。

しかしイヴさんの浮気が原因で、75年に離婚。

岸さんが娘の親権を獲得し、以降は仕事と子育てを両立していたようです。

慣れないパリでの生活は苦労も多かったはずですが、長年住んでいたことを考えると、風土が肌に合っていたのかもしれませんね。

フランス語のレベルが高い

40年以上、パリに暮らしていた岸さん。

当然フランス語は堪能ですが、結婚後、必死に勉強した成果だそうです。

フランスではどこへ行っても、映画『忘れえぬ慕情』で演じた「ノリコ」と呼ばれるのが悔しかったためでした。

イヴさんとは英語で会話していたそうですが、一念発起し語学学校へ入学。

通常は2年かかるフランス語の単位を半年で取得し、ソルボンヌ大学の文学部に進学しました。

しかし仕事との両立は難しく、1年で中退。

それでもフランス語の勉強は続け、1日8時間は取り組んだといいます。

庶民からもフランス語の使い方を学んだ結果、首相官邸へ招かれた際、庶民の話し言葉を使ってしまうという失態も演じました。


岸さんは元々、勉強熱心な性格のようです。

必死に勉強した結果、フランス語はネイティブレベルに達したのでしょう。

食生活はフランス料理多め?

岸さんはかつて夫から、「女性は手を大切にしなさい」と、料理を禁じられたそうです。

彼は母がバイオリニストだったため、手に対して神経質に育ったのでしょう。

岸さんは料理を禁じられ、ノイローゼになったそうです。

自身が書いたエッセイにも料理の描写があるため、きっと料理が好きだったのでしょう。

好きな料理を禁じられて、嫌な思いをしたようですが、フランス料理を食べるのは大好きとのこと。

現地で腕のいい料理人から、フランス料理をごちそうしてもらっていました。

かつては食生活がフランス料理に偏っていた可能性が高そうです。

今は日本に住んでいる上、年齢を重ねたこともあり、脂質や糖質の少ない日本料理に戻っているかもしれませんね。


いつまでも若々しく、美しい岸さん。

きっと食生活に気を遣い、運動もしながら、楽しく暮らしているのでしょう。

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