映画『君の名は』のヒロイン真知子役で人気を博した岸惠子(きし けいこ)さん。
「真知子巻き」というストールの巻き方を流行させ、一躍トップスターとなりました。
かつて一世を風靡した彼女は、2023年現在、どのように過ごしているのでしょうか。
今回は岸さんの現在(2023)、自宅はパリという情報、夫について確認します。
またフランス語のレベルと食生活の詳細に迫りましょう。
岸惠子のプロフィール
本名:岸惠子
生年月日:1932年8月11日
身長:161cm
出身地:神奈川県横浜市
最終学歴:神奈川県立横浜平沼高等学校
所属事務所:舞プロモーション
岸惠子の現在
2023年は91歳となる岸さん。
岸恵子
ただの美人なだけでなく、モダンな感じがするところがいい pic.twitter.com/68JQoZBhaN— soo (@sumi97553858) January 9, 2021
コロナ流行下においても、トークショー「岸惠子 いまを生きる」を開催。
全国で8回も講演し、元気な姿を見せました。
岸さんは長年、日本とフランスを行き来する生活を送ってきたようです。
娘の麻衣子さんは、オーストリア人の作曲家と結婚し、今はパリに暮らしています。
孫にあたる2人の男の子もパリ住まいのため、頻繁にパリへ赴いていたのでしょう。
ただ2020年はコロナ流行により、パリへ行くのを断念しました。
日本にとどまらざるを得なかった分、共に生きる日本人にエールを送ろうと考え、トークショーに出演したのかもしれませんね。
岸惠子の自宅はパリ
岸さんは現在(2023)、横浜の白楽に暮らしているとのことでした。
恋愛小説『わりなき恋』を執筆した場所も、横浜市の自宅にある書斎だったそうです。
元々は祖父の代から所有する実家だったとのこと。
年齢を重ねて、「晩年は思い入れのある実家で暮らしたい」と考えたのでしょう。
以前は40年以上、パリを拠点に生活していました。
今でもパリの自宅は所有しているそうで、コロナ流行前は年1回ほど訪れていたそうです。
娘が成人し、孫を育て始めたため、あまり子育てに干渉しないよう訪問数はセーブしていたといいます。
パリの自宅は何と築400年以上で、老朽化により床が抜け落ちたこともありました。
自宅のある場所は、美しい街並みで知られるサン・ルイ島。
歴史ある高級住宅地だそうで、映画の歴史に名を輝かせる女優にピッタリな土地といえます。
コロナの流行状況が落ち着いたら、パリの様子を見に行きたいと考えていることでしょう。
夫との離婚理由とは
岸さんは2023年現在、独身ですが、かつて1度結婚したことがあります。
夫は11歳年上のフランス人映画監督、イヴ・シャンピさんでした。
出会いは1957年、彼の作品『忘れえぬ慕情』で、岸さんが主演を務めたことがきっかけです。
『忘れえぬ慕情』(1956)ジャン・マレーと岸恵子。日仏合作の全編オール日本ロケ作品。残念、未見でございますw pic.twitter.com/3DMxRj00DK
— ♡ Mimi . (@__Mimi_0929__) June 11, 2018
フランスで結婚式を挙げた際は、岸さんと面識のあった、川端康成が立会人を務めました。
彼女は元々小説家志望で、高校3年の時に短編小説を書いた際に、川端と面会していたそうです。
結婚後はパリに暮らし、フランスと日本を行き来して女優活動を続けました。
パリではジャン=ポール・サルトルやジャン・コクトーなど、大物文化人と交流したそうです。
1963年に、娘のデルフィーヌ=麻衣子・シャンピさんを生みました。
しかしイヴさんの浮気が原因で、75年に離婚。
岸さんが娘の親権を獲得し、以降は仕事と子育てを両立していたようです。
慣れないパリでの生活は苦労も多かったはずですが、長年住んでいたことを考えると、風土が肌に合っていたのかもしれませんね。
岸惠子のフランス語レベル
40年以上、パリに暮らしていた岸さん。
当然フランス語は堪能ですが、結婚後、必死に勉強した成果だそうです。
フランスではどこへ行っても、映画『忘れえぬ慕情』で演じた「ノリコ」と呼ばれるのが悔しかったためでした。
イヴさんとは英語で会話していたそうですが、一念発起し語学学校へ入学。
通常は2年かかるフランス語の単位を半年で取得し、ソルボンヌ大学の文学部に進学しました。
しかし仕事との両立は難しく、1年で中退。
それでもフランス語の勉強は続け、1日8時間は取り組んだといいます。
庶民からもフランス語の使い方を学んだ結果、首相官邸へ招かれた際、庶民の話し言葉を使ってしまうという失態も演じました。
岸さんは元々、勉強熱心な性格のようです。
必死に勉強した結果、フランス語はネイティブレベルに達したのでしょう。
岸惠子の食生活
岸さんはかつて夫から、「女性は手を大切にしなさい」と、料理を禁じられたそうです。
彼は母がバイオリニストだったため、手に対して神経質に育ったのでしょう。
岸さんは料理を禁じられ、ノイローゼになったそうです。
自身が書いたエッセイにも料理の描写があるため、きっと料理が好きだったのでしょう。
好きな料理を禁じられて、嫌な思いをしたようですが、フランス料理を食べるのは大好きとのこと。
NHKで岸恵子が一番好きなのはフランス料理と言っていたが、それに対する女性アナが一番手間が掛かってるのはフランス料理だろうとか言っていたが、それは偏見でしかないと思う。豚の角煮何て半日くらいかかるよ。中華料理は3~4時間鍋に掛けるのが当たり前で特別な事では無い無いはずなのに今は違うの?
— 北条時宗 (@Dulanhc) August 3, 2019
現地で腕のいい料理人から、フランス料理をごちそうしてもらっていました。
かつては食生活がフランス料理に偏っていた可能性が高そうです。
今は日本に住んでいる上、年齢を重ねたこともあり、脂質や糖質の少ない日本料理に戻っているかもしれませんね。
いつまでも若々しく、美しい岸さん。
きっと食生活に気を遣い、運動もしながら、楽しく暮らしているのでしょう。
関連記事
岸惠子の娘・麻衣子が失踪の真相。パリの孫、岡本健一との関係
佐久間良子の現在(2023)。実家が裕福。書道の腕前と着物姿の魅力
コメント