映画『君の名は』のヒロイン真知子役で人気を博した岸惠子(きし けいこ)さん。
「真知子巻き」というストールの巻き方を流行させ、一躍トップスターとなりました。
かつて一世を風靡した彼女は、2024年現在、どのように過ごしているのでしょうか。
今回は岸さんの2024年現在や自宅の情報、夫について確認します。
またフランス語のレベルと食生活の詳細に迫りましょう。
岸惠子のプロフィール
本名:岸惠子
生年月日:1932年8月11日
身長:161cm
出身地:神奈川県横浜市
最終学歴:神奈川県立横浜平沼高等学校
所属事務所:舞プロモーション
岸恵子の現在(2024)は執筆を中心に活動中
近年の岸さんは女優としての活動が減っており、2020年代の出演作は特にないようです。
2024年の岸さんは92歳なので、年齢的に活動が減少するのは仕方のないことでしょう。
ただ、高齢ということもあり、見かけなくなって心配している人もいるかもしれません。
実は以前から、「存命なの?」といった驚きの声もあるのです。
えっ?
岸恵子さん、まだご存命だったの?— かまのすけ (@yuri_kamanosuke) January 2, 2022
存命の人物でえっ?まだ生きてるんだ?と思ったのは岸恵子かな。40年くらい前に高倉健とヤクザ映画に出てたからもう…と思ってたけどまだお元気なようで。
— 綾波書店 (@ayanamisyoten) December 18, 2014
どうやら、すでに故人と思っている人がいるようですね。
その姿を見る機会が減ってしまった近年は、同様の思い込みが増えている可能性もあります。
しかし、実際には訃報が流れたことなどありません。
高齢であることは確かですが、岸さんは2024年現在も元気です。
90代でエッセイを執筆
岸さんといえば、女優だけでなく、作家としての活動でも人気を集めています。
役者としての活動は見かけなくなった近年ですが、執筆活動はまだまだ継続中。
2024年はエッセイ『91歳5か月 いま想うあの人 あのこと』が出ています。
人生を振り返り、さまざまな出会いや別れについて書いたものなのだとか。
待望の新刊を書店で見かけ、即購入したファンも多いのでしょうね。
【文芸・文庫新刊】 岸恵子さんの新刊が2点発売されています①『91歳5か月いま想うあの人あのこと』#幻冬舎 ②『岸恵子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』#岩波現代文庫 A02-99で展開中です。是非ご覧ください。 pic.twitter.com/XM4bQodLPs
— 紀伊國屋書店玉川高島屋店 (@KinoTamagawa) May 15, 2024
【文芸・文庫新刊】
岸恵子さん関連の新刊が2点発売されています①#91歳5か月今想うあの人あのこと/#幻冬舎/#岸恵子→今まで出会った方の思い出を中心としたエッセイ集
②#岸恵子自伝 卵を割らなければオムレツは食べられない/#岩波書店/#岸恵子
渾身の自伝 待望の文庫化 #岩波現代文庫 pic.twitter.com/pwkzRukLGa— 有隣堂セレオ八王子店 (@yurindo_hachiou) May 15, 2024
同時期に文庫化された『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』は、2021年のエッセイ。
2020年代に入ってからも執筆を続け、こうして新しい本が書店に並んでいるというのは、すごいことです。
前述のとおり、岸さんはすでに90代。
それだけ年齢を重ねれば、若い頃のように頭が働かなくなる人も少なくないでしょう。
しかし岸さんは、作家として本を書けるくらい、しっかりしているということです。
昔よりも寿命が延びている現代、岸さんのように元気な90代は、これからさらに増えていくのかもしれません。
今後の執筆にも意欲的
2022年の岸さんは、インタビューで「今やりたいこと」について質問され、「あと2~3冊本を書きたい」と答えていました。
そのうちの1冊が『91歳5か月』と考えれば、今後もまだ新しい本が読めるということですね。
当時の岸さんは、高齢になっても性格が変わらないと語っています。
身体的な変化はあるものの、内面はそのままであり、変わりたい気持ちもないのだとか。
性格の大きな変化がないことは、執筆活動の長い継続にも影響しているのかもしれませんね。
自宅は横浜の白楽
岸さんは2024年現在、横浜の白楽に暮らしているとのことでした。
恋愛小説『わりなき恋』を執筆した場所も、横浜市の自宅にある書斎だったそうです。
元々は祖父の代から所有する実家だったとのこと。
年齢を重ねて、「晩年は思い入れのある実家で暮らしたい」と考えたのでしょう。
以前は40年以上、パリを拠点に生活していました。
今でもパリの自宅は所有しているそうで、コロナ流行前は年1回ほど訪れていたそうです。
娘が成人し、孫を育て始めたため、あまり子育てに干渉しないよう訪問数はセーブしていたといいます。
パリの自宅は何と築400年以上で、老朽化により床が抜け落ちたこともありました。
自宅のある場所は、美しい街並みで知られるサン・ルイ島。
歴史ある高級住宅地だそうで、映画の歴史に名を輝かせる女優にピッタリな土地といえます。
離婚理由は夫の不倫
岸さんは2024年現在、独身ですが、かつて一度結婚したことがあります。
夫は11歳年上のフランス人映画監督、イヴ・シャンピさんでした。
出会いは1957年、彼の作品『忘れえぬ慕情』で、岸さんが主演を務めたことがきっかけです。
『忘れえぬ慕情』(1956)ジャン・マレーと岸恵子。日仏合作の全編オール日本ロケ作品。残念、未見でございますw pic.twitter.com/3DMxRj00DK
— ♡ Mimi . (@__Mimi_0929__) June 11, 2018
フランスで結婚式を挙げた際は、岸さんと面識のあった、川端康成が立会人を務めました。
彼女は元々小説家志望で、高校3年の時に短編小説を書いた際に、川端と面会していたそうです。
結婚後はパリに暮らし、フランスと日本を行き来して女優活動を続けました。
パリではジャン=ポール・サルトルやジャン・コクトーなど、大物文化人と交流したそうです。
1963年に、娘のデルフィーヌ=麻衣子・シャンピさんを生みました。
しかしイヴさんの浮気が原因で、75年に離婚。
岸さんが娘の親権を獲得し、以降は仕事と子育てを両立していたようです。
慣れないパリでの生活は苦労も多かったはずですが、長年住んでいたことを考えると、風土が肌に合っていたのかもしれませんね。
フランス語のレベルが高い
40年以上、パリに暮らしていた岸さん。
当然フランス語は堪能ですが、結婚後、必死に勉強した成果だそうです。
フランスではどこへ行っても、映画『忘れえぬ慕情』で演じた「ノリコ」と呼ばれるのが悔しかったためでした。
イヴさんとは英語で会話していたそうですが、一念発起し語学学校へ入学。
通常は2年かかるフランス語の単位を半年で取得し、ソルボンヌ大学の文学部に進学しました。
しかし仕事との両立は難しく、1年で中退。
それでもフランス語の勉強は続け、1日8時間は取り組んだといいます。
庶民からもフランス語の使い方を学んだ結果、首相官邸へ招かれた際、庶民の話し言葉を使ってしまうという失態も演じました。
岸さんは元々、勉強熱心な性格のようです。
必死に勉強した結果、フランス語はネイティブレベルに達したのでしょう。
食生活はフランス料理多め?
岸さんはかつて夫から、「女性は手を大切にしなさい」と、料理を禁じられたそうです。
彼は母がバイオリニストだったため、手に対して神経質に育ったのでしょう。
岸さんは料理を禁じられ、ノイローゼになったそうです。
自身が書いたエッセイにも料理の描写があるため、きっと料理が好きだったのでしょう。
好きな料理を禁じられて、嫌な思いをしたようですが、フランス料理を食べるのは大好きとのこと。
NHKで岸恵子が一番好きなのはフランス料理と言っていたが、それに対する女性アナが一番手間が掛かってるのはフランス料理だろうとか言っていたが、それは偏見でしかないと思う。豚の角煮何て半日くらいかかるよ。中華料理は3~4時間鍋に掛けるのが当たり前で特別な事では無い無いはずなのに今は違うの?
— 北条時宗 (@Dulanhc) August 3, 2019
現地で腕のいい料理人から、フランス料理をごちそうしてもらっていました。
かつては食生活がフランス料理に偏っていた可能性が高そうです。
今は日本に住んでいる上、年齢を重ねたこともあり、脂質や糖質の少ない日本料理に戻っているかもしれませんね。
いつまでも若々しく、美しい岸さん。
きっと食生活に気を遣い、運動もしながら、楽しく暮らしているのでしょう。
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