かつ完年現在は自身のリハビリ体験や介護体験をもとに講演活動や執筆活動を続けています。
同年に91歳を迎えることを考えると、とても積極的な生き方ですね。
小林完吾が番組本番中にくしゃみ
一部の人々のあいだでは伝説となっている小林完吾さんの「くしゃみ」。
80年代半ばに日本テレビで放送された「NG大賞」「ハプニング大賞」といった特番で、小林完吾さんのNGシーンが注目を集めたことがありました。
『NNNきょうの出来事』の本番中、ニュース原稿を読みながら、豪快にくしゃみをしてしまった小林さん。
撮り直しのきかないニュース番組とはいえ、アナウンサーも生身の人間ですから、風邪をひくこともあれば花粉症に悩むこともあるでしょう。
くしゃみのあと、小林さんはベテランらしく冷静に対応したことと思いますが、むしろ謝罪のしかたのほうを見てみたかった気がします。
ニュース番組で櫻井よしこと共演
1974年から『NNNきょうの出来事』のメインキャスターを務めていた小林完吾さん。
同番組は1954年から52年間にわたって放送された長寿番組です。
番組タイトルや放送スタイル、キャスターは時代とともに変遷したものの、女性キャスターの櫻井よしこさんほか多くの実力派アナウンサーが起用されました。
櫻井さんは1980年に登板しますが、上品でおっとりした語り口から、当初は報道番組には不向きという意見もあったといいます。
しかし、徐々に彼女の持ち味である舌鋒鋭い論評が随所でみられるようになり、そこに小林アナウンサーの重厚感が加味されて絶妙なコンビネーションが確立。
深夜の時間帯に二人が伝える地味ながらも落ち着いたニュースは根強いファンを獲得することになりました。
#この人誰って聞かれて即答できる人RT @retoro_mode pic.twitter.com/wF8zT8xK3w
— K.Sana師匠(18) (@JuliAki_0406__) May 28, 2019
ダウン症の息子の誕生と死
小林完吾さんは愛子夫人とのあいだに1男1女をもうけています。
1980年1月27日に誕生した長男の真吾くんは14年ぶりに授かった子供で、ダウン症でした。
息子がダウン症をもって生まれてきたことを悩み、涙したこともあったという小林完吾さん。
自分の中に潜む差別や偏見に初めて気づいたのは、どの命もみんな同じですという医師の言葉でした。
小林さんは、一瞬でもわが子を愛することができなかった自分を恥じたといいます。
真吾くんは細気管支炎により、まもなく他界。
わずか105日間の短い命でした。
長男や家族についてつづった『愛、見つけた』『優しさをありがとう』などを発表しています。
小林完吾は埼玉・入間市在住
小林完吾さんは埼玉県入間市在住とのことで、ネット上には市内での目撃情報も上がっていますね。
フリー転向の際も入間市に個人事務所を設立しています。
埼玉県をフランチャイズとする埼玉西武ライオンズのファンだそうですが、さすがに読売グループの日本テレビ時代は肩身の狭い思いをしたのではないでしょうか。
インタビュー記事によると、団地住まいのわが家に母親を引き取って在宅介護を行い、看取ったとのことですが、その後転居したのかどうかは情報がありませんでした。
つぎのニュースに移る際の「あ、さて~」という名調子がなつかしい小林完吾さん。
脳梗塞からの再復帰の陰には、ご本人の強靭な精神力はもちろん、家族の大きなサポートがあったことは想像にかたくありません。
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