山口智子と旦那・唐沢寿明に子供なし。結婚生活と今の関心事。なれそめは共演

2020年に旦那さんの唐沢寿明さんと銀婚式を迎えた山口智子(やまぐちともこ)さん。

いまだ新婚夫婦のようなラブラブエピソードには事欠かない二人ですが、なぜか子供はもうけていません。

夫妻に子供がいない理由に迫りながら、円満な結婚生活のようすと2023年現在、また運命の共演となったドラマについて取り上げます。

山口智子のプロフィール

本名:唐澤智子(からさわともこ)

生年月日:1964年(昭和39年)10月20日

身長:170cm

出身地:栃木県栃木市

最終学歴:青山学院女子短期大学家政学科卒業

所属事務所:研音

山口智子と旦那・唐沢寿明に子供のない結婚生活

1996年の『ロングバケーション』以降は休業状態に入り、旦那さんとの生活を最優先するスタンスをとってきた山口智子さん。

人気絶頂期に潔く第一線を離れ、小さい頃からの夢だった主婦生活に入った背景には複雑な生い立ちがありました。


山口さんが血の結びつきを重視していないことや、子供のいない人生を望むようになったことは、すべて特殊な家庭環境に根ざしています。

幼い頃から、栃木の実家が営む老舗旅館の跡取りになることが決まっていた山口さん。

周囲の期待に応えたいと思う反面、それは自分の望む道ではないとも思い、心は揺らいでいました。

現場での修業に重きをおく家族は、大学進学は必要なしという考え。

受験が許されなかったため、山口さんは推薦入学という方法で東京の短大に進み、宿命を振り切って故郷をあとにしました。

後悔しない人生を自ら選ぶべきと強く思ったのは、わが身を犠牲にして家業に尽くす祖母の生き方が反面教師になったようです。

特別な環境で育ったがゆえに血縁の絆を信用しておらず、親にもなりたくはなかったと明かしている山口智子さん。

子供を産み、育てる人生とは違う生き方を選びました。

伴侶という血のつながりのないパートナーをことのほか大切に思うのは、こうした過去の裏返しかもしれません。

山口さんいわく、唐沢さんは旦那さんであり、家族であり、友だち。

唐沢さんは当初こそ子供をもつことを視野に入れていたそうですが、妻の希望をくみとったとのこと。

夫婦が子供をつくるか否かはデリケートな問題ですが、夫婦によって幸せの形が違えば、結婚の定義も違ってあたりまえ。

後悔がないばかりか、自らを世界一の幸せ者と明言している山口智子さん。

唐沢さんと向き合って夫婦の関係を築いていく人生の充実ぶりがうかがえます。

結婚生活のルールがない唐沢家

山口智子さんと唐沢寿明さんは7年間の交際の末、1995年12月15日に入籍。

挙式も指輪交換も新婚旅行もない地味婚でした。

派手な披露宴は柄じゃない、妻もそういうのに興味がないし、気持ちさえあればいい、と唐沢さん。

おしどり夫婦と呼ばれて4半世紀が過ぎましたが、いまだに毎晩手をつないで寝るという円満ぶりは有名です。

山口さんの女優業再開を後押ししたのも唐沢さんでした。

夫は干渉せず、適度に放っておいてくれるからストレスはなしと語る山口智子さん。

どうやら唐沢さんがほどよい距離感を保ちつつ、公私ともに妻をしっかり支えているようですね。

また唐沢家には「結婚生活のルールはつくらない」という決まりがあるのだそう。

お互いがルールに縛られず、のびのびと興味の対象に邁進できることも夫婦円満につながっているのでしょう。

かつて山口さんは、「大きな愛で包んでくれて、最高に幸せ」と夫への感謝を述べたことがありました。

山口智子・唐沢寿明夫妻の今の関心事は?

お互いに50代半ばを過ぎ、子供もいないということで、近年は老後の話もするようになったという夫妻。

2023年の今、最大の関心事ははなんと終活なのだそう。

妻が女優業への情熱を再燃させ、夫もドラマや映画のオファーが絶えない中での終活とは少し早い気もしますが、なんとも現実的というか、堅実ですね。

山口さんの父が社長を務めていた栃木市の「ホテル鯉保(こいやす)」は、父の死去に伴って2005年に閉館。

山口さんは実家を、唐沢さんは母親に購入した都内の一軒家をそれぞれ売却していました。

お墓についてもよく話し合うそうですが、一緒にお墓に入りたい唐沢さんと、海への散骨を希望する山口さんで意見が分かれているのだそう。

山口さんはまた、若い頃に夢中になっていたフラメンコも再開しました。


その人の人生が投影されるのがフラメンコ、と語る山口さん。

どういう生き方をしているのか、いかに深い歳の重ね方をしているのかが如実に表れてしまう踊りなのでしょう。

一瞬一瞬を大切に、人生を味わいつくしているかような山口さんの生き方とどこか重なりますね。

交際のきっかけはドラマ共演だった

1988年に放送がスタートした『純ちゃんの応援歌』は唐沢・山口夫妻の初共演作であり、交際のきっかけとなった記念すべきドラマです。

山口智子さんは同作でヒロインを演じて女優デビュー。

奇しくも、跡を継ぎたくなかった旅館の女将・純子役でした。

物語は、甲子園球場の近くに旅館を開業し、「高校球児の母」と呼ばれるまでになった女将の奮闘記。

純子の父は満州から復員した際に孤児の雄太を連れていたのですが、のちに雄太は一家の養子に。

この義弟役を演じたのが唐沢寿明さんでした。

このドラマがデビュー作で初主演だった山口さんは、すでに下積み経験の長い唐沢さんに悩みを相談していたのだそう。


子供時代は親に定められたレールに従い、自分の夢を考えないようにしていたという山口智子さん。

自身の夢を自由に描くことができなかったからこそ、自ら選びとる人生の醍醐味をしみじみと実感していることでしょう。

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