草刈正雄はハーフで父親がアメリカ人。母親と生い立ち。英語力と兄弟は？

日本人離れした顔立ちと高身長でブレイクした草刈正雄(くさかりまさお)さん。

パーツがはっきりした顔のイケメン俳優のため、彼を「ハーフでは」と考えた人も多いでしょう。

草刈さんは実際に、アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフでした。

気になる両親と生い立ち、英語力、兄弟の情報について詳しく見ていきましょう。

草刈正雄のプロフィール

本名:草刈正雄

生年月日:1952年9月5日

身長:185cm

出身地:福岡県北九州市

最終学歴:放送大学教養学部教養学科

所属事務所:バービィオフィス

草刈正雄はハーフのイケメン。父親はアメリカ軍の軍人で戦死
草刈正雄の母親は厳格。働きづめの生い立ち
草刈正雄の英語力は高いと評判。映画『復活の日』で確認可能
草刈正雄に兄弟はおらず一人っ子

草刈正雄はハーフのイケメン。父親はアメリカ軍の軍人で戦死

ハーフのイケメンスターである草刈さん。

今もダンディな二枚目俳優ですが、若い頃の姿を見て、あまりの美しさに驚く人もいるでしょう。

古い奴だと思いでしょうが・・・あっしにとって国宝級イケメンとは草刈正雄さんでございます・・・
#国宝級イケメン pic.twitter.com/ZqlAk7v2Gx
— フーガン＠皆様今までありがとうございました！ (@lvg_hugan) November 21, 2019

今期の #朝ドラ #なつぞらは、若手イケメン揃いだというけど、出演者で一番のイケメンは若き日の草刈正雄。(あえてヒゲで) pic.twitter.com/gxC5cQqQ3F
— ユユ(ぷいこ)@プリコネ民・あつ森南半球 (@yuyu03_tweet) April 17, 2019

1970年に資生堂の専属モデルとしてデビューし、CM出演で知名度を上げました。

モデルを経て俳優となりましたが、圧倒的な美しさと185cmの高身長で人々を虜にし、ブロマイドの売れ行きも好調でした。

現代こそ、ハーフで高身長の男性は一般人でも多くいますが、当時はいずれも珍しかった時代です。

純和風で低身長の男性が悪いわけではないものの、そんな中で颯爽と現れた草刈さんがブレイクしたのは当然といえますね。

草刈さんの父親はアメリカ軍の軍人でした。

しかし母親が草刈さんを妊娠していたとき、朝鮮戦争で戦死してしまったのです。

父親の写真はすべて処分され、以降は母子2人の苦しい生活を送りました。

草刈さんは父親の顔を知らないまま、父親の役割も担った母親から厳しく育てられることになります。

草刈正雄の母親は厳格。働きづめの生い立ち

母親のスエ子さんは息子がいたずらすると、バットを持って追いかけるほど厳しかったといいます。

ただ彼女は映画好きだったため、幼い草刈さんを連れてよく東映時代劇映画を観に行っていました。

劇場では日々の苦しさを忘れ、映画を楽しんでいたのでしょう。

しかし草刈さんは、母親から怒られ続ける貧しい日々に嫌気がさします。

早く自立するために、小学校時代から牛乳と新聞の配達に励みました。

母親への反抗心があるからこそ、貧しい境遇から抜け出すため、必死に働いていたのでしょう。

中学時代は仕事の傍ら、軟式野球部の活動にも打ち込んでいた点から、体力の高さがうかがえますね。

小倉西高校定時制に通っていた時代は、雑誌の訪問販売に従事したほか、スナックでスルメを焼いていたそうです。

お世話になっていたスナックのマスターから、「見た目が良いから、モデルになれ」とすすめられ、17歳で上京しました。

上京の際に母親のスエ子さんは、「お前の好きにしなさい」と言葉をかけてくれたそうです。

幼い頃から自立していた草刈さんなら、「芸能界でもやっていけるだろう」と考えたのかもしれませんね。

上京から1年後、彼は母親を東京へ呼んで2人暮らしを始めます。

幼少期は母親との生活を嫌がっていたものの、「モデル活動を応援してくれる母の面倒を見たい」と考えたのかもしれません。

草刈正雄の英語力は高いと評判。映画『復活の日』で確認可能

草刈さんの英語力が気になる人は多いようです。

SNS上では代表作『復活の日』(80年)における彼の英語が、非常に流暢だったという声が見られました。

1980年と古いけど、ウィルスの映画。
最初はとてもリアルと重なる！
劇中のMM88というウィルスとコロナウィルスが似ていて驚いた。
各国の防衛システムとかスケール大きい話になるけど、これから違う形であり得そうで怖い。
若き日の草刈正雄。
かっこよすぎた♡
英語流暢だった！#映画好き pic.twitter.com/ct3MncXphZ
— coco＊Mr.Childrenと映画とごはん (@coco_sukinakoto) April 13, 2020

『復活の日』はウイルスによる人類滅亡を描いた小松左京さんの小説を、深作欣二監督が映画化した作品です。

ウイルスとの闘いを描いた作品のため、感染症流行後の現代日本において、注目度が高まっているようですね。

同作は日米合作の壮大な映画で、主演の草刈さんはほぼ全編にわたって英語を話しています。

この土日、やること何にもないって人は、この「復活の日」という映画を見てほしい……ただのパンデミック映画かと思ったら、急展開に注ぐ急展開すぎて「スペクタクルここに極まれり〜！」という感じで語彙力が雲散霧消する……草刈正雄の演技が鳥肌モノだし台詞がほとんど英語だし何より音楽がとても良 pic.twitter.com/FPKT0fPowI
— 親の嘆き (@87mrsk) April 24, 2020

筆者はあまり彼の英語を「流暢」とは思いませんでしたが、長い英語の台詞を見事に表現できていたことは確かです。

アメリカ人とのハーフとはいえ、アメリカで育ったわけではないため、きっとバイリンガルではないのでしょう。

ただ外国人スタッフとの日常会話や台詞部分については、しっかり理解できる可能性が高いですね。

英語が抜群にうまいわけではないものの、基本的な英会話能力があるといえそうです。

彼の英語力が気になる人や、壮大なストーリーに惹かれる人は、ぜひ『復活の日』をご覧になってみてください。