キダタロー、箕面市の自宅でゲームざんまい。作曲の仕事。ホラー映画で空耳&死因の公表なし

数多くの名曲を作り出し、「浪花のモーツァルト」と呼ばれていたキダタローさん。

かつてはテレビやラジオにも出演し、幅広く活動していました。

今回は、そんなキダさんの自宅や趣味、仕事に迫っていきます。

また、亡くなったときの情報も振り返ってみましょう。

キダタローのプロフィール

愛称: 浪花のモーツァルト

本名: 木田太良(読みは同じ)

生年月日: 1930年12月6日

没年月日: 2024年5月14日(93歳没)

身長: 165cm

出身地: 兵庫県宝塚市

最終学歴: 関西学院大学社会学部 中退

所属事務所: オフィスとんで(最終所属)

キダ・タローは箕面市の自宅でゲームざんまいだった

キダさんの自宅がある場所は、高級住宅街として有名な大阪府箕面(みのお)市です。

多くの観光客が訪れる「箕面滝」や「明治の森 箕面国定公園」などがあり、豊かな自然も魅力のひとつとなっています。

関西の芸人が多く住んでおり、立派な家が立ち並んでいるといわれる箕面市。

有名な作曲家であるキダさんの自宅も、かなり大きい家と思われます。

家から出ず好きなゲームを満喫

休日は家にこもり、ひたすらゲームを楽しんでいたというキダさん。

豪邸だとすると、ゲームをする部屋にもこだわっていたことが想像できます。

快適に遊べるよう、お金をかけて環境を整えていたのではないでしょうか。

高齢ということもあり、長時間座っていても疲れないような高級ゲーミングチェアなどを使っていた可能性もあります。

ちなみに、キダさんは『ポケモンGO』を自宅だけで楽しんでいたという話もありました。

『ポケモンGO』といえば、街中でポケモンを見つけるため、インドア派の人も外へ出たくなることで有名なゲーム。

ですが、高齢だとあまり歩き回るのは大変でしょう。

『ポケモンGO』が話題だった当時はコロナウイルスの影響も大きく、余計に家でやることが増えたもの思われます。

それでも、「話題のゲームをやってみたい」という意欲が湧いてくるのは、素晴らしいことです。

大好きな趣味を思い切り楽しむことが、元気に過ごすための秘訣だったのかもしれません。

子供に教えてもらいながら1日中ゲーム

キダさんのゲーム好きは「少しはやることもある」というレベルではありません。

2018年のインタビューでは、「家にいるときはゲームだけ」と答えています。

かなりのめり込んでプレイしているそうで、ときには1日10時間以上もやっていたのだとか。

あまりにも集中しているため、「トイレに行くのが大変」と話していました。

とことんやり込んだ結果、見事1位を獲得したこともあったようです。

ちなみに2016年のインタビューでハマっていると答えていたのは、『妖怪ウォッチ』。

男の子と女の子の主人公を選択できるゲームですが、「性別が違う方が面白そう」と考えたキダさんは女の子を選択。

名前は「タロ子」にしていたそうです。

ゲームクリアのためには、子供から教えてもらうこともあるというキダさん。

妙なプライドを持たず、自然に子供を頼ることができるのは、ゲームと真剣に向き合っていたからなのかもしれません。

作曲の仕事がすごい

キダさんはゲームを存分に楽しんでいたようですが、仕事をしなくなったという話はありません。

1日中ゲームをするというのは、あくまでも休日の過ごし方であり、作曲の仕事は変わらず続けていました。

2020年のインタビューでも、「まだまだ良い曲を作りたい」と笑顔で語ったことがありました。

キダさんが作ってきた曲は、2009年の時点で2000曲を超えているという説がありましたが、その後もずっと続けていたのであれば、より増えているはず。

誰も本当の曲数を調べられないため、冗談で5000曲と答えたこともあるそうですが、本当にそれくらいあるのかもしれません。

ホラー映画『人形霊』での空耳の噂

キダタローさんは映画に出演したことはありませんが、2004年の韓国のホラー映画『人形霊』の中で、名前が出てくるという噂があります。

この噂の真実は、空耳です。

韓国語で「嫌だ、汚い」という意味の「シロ・トーロウォ」という台詞が、なぜかキダタローに聞こえてしまうのだとか。

確かに、「キダタロー」とそっくりです。

いきなり聞こえてきたら、思わず吹き出してしまうかもしれません。

ちなみに、『人形霊』は劇中の人形にこだわっており、ドール好きからも注目された映画。

空耳で興味を持ち、なおかつホラーに抵抗がないという人は、ぜひ本編も楽しんでみてください。

キダ・タローの死因は公表されていない

2024年5月15日に訃報が流れ、亡くなったことが判明したキダさん。

所属事務所の関連会社で社長を務める円広志さんが、14日に旅立ったことを明かしています。

90代になっても、キダさんは休まず活動を続けていました。

作曲の仕事は同年2月まで継続しており、3月29日には「最高顧問」として活躍していた『探偵!ナイトスクープ』の収録にも参加。

6月には公演の出演も予定されていたそうです。

高齢でもそれだけ元気に活動できたのは、すごいことですね。

死因は不明

訃報を知ったファンは、死因が気になった人も多かったでしょう。

というのも、報道では詳しい死因まで明かされなかったからです。

ネット上ではさまざまな憶測が出ていますが、公式発表がない以上、いずれも事実と言い切ることはできません。

ただ、晩年に体調を崩していたことは確かなようです。

円さんの発表によると、キダさんが亡くなったのは、前述した大阪府箕面市の自宅でした。

2024年3月に転倒し、怪我の治療で入院したキダさんは、4月上旬に退院。

その後は自宅へ戻って療養生活となりましたが、体調がすっかり回復することはありませんでした。

退院後もなぜか不調が続き、食欲が落ちていたそうです。

体を休めて静かに過ごしていたものと思われますが、体調は回復するどころか次第に悪化。

そのまま5月14日に息を引き取っています。

症状の詳細などは明かされていませんが、こうした情報を見ると、何かの病気だった可能性もありそうですね。

老衰と言われたくなかった

円さんによれば、キダさんは「老衰」と言われることを嫌がっていたそうです。

一方、「自然死」という言い方は受け入れており、「死因は自然やな」と話していたのだとか。

亡くなるとき老衰のように見えたとしても、「自然死」と言ってほしかったようですね。

ただしこれは、「もし老衰のような状態になったら」という仮定の話と思われます。

死因が明確に発表されたわけではないため、実際に老衰だったかどうかは不明です。

ちなみにキダさんは、線香の香りや、大勢が集まることも嫌がっていたそうです。


そのため、葬儀は基本的に親族だけで、あとは円さんを始めとした少数の関係者のみとなりました。

本人の意向をくんだとすれば、線香も使わなかったのかもしれませんね。

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