文学座で培った確かな演技力で、主演・助演を問わず存在感を放ち続けている内野聖陽(うちのせいよう)さん。
実家は雲松院(うんしょういん)というお寺といわれていますが、それはどこにあって、跡を継いだ兄弟はいるのでしょうか。
また母と絶縁状態になった理由や実家はレストランという噂の出どころについて調べました。
内野聖陽のプロフィール
本名:内野聖陽(うちの まさあき)
生年月日:1968年9月16日
身長:177cm
出身地:神奈川県横浜市
最終学歴:早稲田大学政治経済学部政治学科
所属事務所:個人事務所、業務提携先:スターダストプロモーション
内野聖陽の実家は曹洞宗の古刹、雲松院
内野聖陽さんの実家は横浜市にある寺院で、父親が住職だったことはこれまでもたびたび報じられてきました。
実家のお寺が雲松院であることは間違いないようです。
雲松院は横浜市港北区小机町にある曹洞宗の古刹。
少し情報が古いですが、横浜市の宗教法人一覧を確認したところ、2020年3月31日現在の雲松院の代表者は内野公雄さんという方でした。
Googleマップの雲松院の口コミにも「俳優内野聖陽さんのご実家」という書き込みがあり、地元では内野さんの実家のお寺としておなじみのようです。
小机駅の前にあるお寺です。
雲松院です。
小机城の城主、笠原氏が建てたお寺らしいですね。
そして何と！俳優の内野聖陽さんのご実家らしいです。
法事で忙しそうな中、御朱印の対応して頂きました。#小机駅#雲松院#御朱印#内野聖陽 pic.twitter.com/kbtAoaeY6y— もふ (@PEhwuhVL3oHNQQu) April 5, 2020
神奈川：小机駅近くにある、「雲松院」。初夏になると、ツツジが映えますね。(^-^) #神奈川 #小机 #雲松院 #寺 pic.twitter.com/ERiZkBPKQu
— Don_Luisperenna (@Don_Luisperenna) May 14, 2018
山号が臥龍山、院号が雲松院で、臥龍山雲松院。
公式HPによると、小机城の城主だった笠原信為が主君・北条早雲と亡父・信隆の菩提を弔うために建立したとあります。
創建時期については天文年間(1532年 – 1555年)説と大永5年(1525年)説があるそうですが、公式HPでは大永説をとっているよう。
およそ500年の歴史を誇る由緒あるお寺ということですね。
開山当時の詳細がはっきりしていないのは、江戸時代の大火で記録が焼けてしまったためで、現在(2023)の本堂は再建されたものだそう。
本堂および山門は、横浜市の有形文化財に指定されています。
雲松院の跡を継いだのは兄弟ではなく叔父
内野聖陽さんには姉が2人いますが、男の兄弟はいません。
2人の姉は一般人ということで、名前などの情報はありません。
長男にして唯一の男児だった 内野さんは、幼い頃から食事の前に読経をするなど、雲松院の跡取りとして厳しく育てられました。
小学校卒業後は、曹洞宗が運営する中高一貫教育の世田谷学園に進学。
やがて僧侶の資格も取得して、檀家でお経を読むこともあったそうです。
しかし内野さんは家族の反対を押し切って役者の道を選びます。
では雲松院はどうなったかというと、叔父が継ぐことになりました。
前述の内野公雄さんが、おそらく叔父にあたる方でしょう。
俳優として成功したあともなお、家族の期待を裏切ってしまったという負い目をずっと抱えていたという内野さん。
#よしながふみ 先生の漫画 #きのう何食べた? の実写映画を観てきました😭
コミック⇒ドラマ⇒劇場版 すべて最高に良い作品でした😍二人の緩く暖かい暮らしがまた見れて良かったです!!
役者の #内野聖陽 がマジで最高!! タイプでは無いですが大大好き🥰pic.twitter.com/hSv6erdsMH— CouTAN🏳️🌈 (@o0CouTAN0o) November 3, 2021
世の中には、生まれながらに将来の職業が定められている人がいますが、内野さんはその職業と自身の夢が合致しなかったケースですね。
内野聖陽、母との絶縁状態を修復
2002年に父が他界すると、その葬儀の席で、内野さんは住職の跡を継がないことを宣言しました。
夫に先立たれ、息子にも跡継ぎを拒否された母は、やりきれない表情を浮かべていたといいます。
雲松院は叔父が継ぐことになったものの、それに伴い、母は住み慣れた家を出ることに。
以来、母と息子は絶縁状態になってしまいました。
2010年、横浜市のアパートで一人暮らしをしていた母は、「あの子の俳優としての活躍を手放しで喜べない」と複雑な心境をメディアに吐露しています。
カッコイイ😍 #内野聖陽 #エクラ #eclat pic.twitter.com/LsuP5HtySc
— Nueng (@tesutai18) November 1, 2021
親子の和解に一役買ってくれたのが、一路真輝さんとの離婚後に再会を果たした長女でした。
長女の親権は一路さんが持っていたため、娘とはずっと会っていなかったのです。
わが子と会えないつらさを痛感した内野さんは、横浜の母に会いにいき、「もう一度親子をやり直そう」と謝罪。
一人暮らしをしていた母を、自宅近くのマンションに呼び寄せました。
2023年現在、80代半ばになる母は介護が必要な状態とのことですが、献身的にサポートをする内野さんの姿が時おりキャッチされていますね。
内野さんにとっては、これも贖罪のひとつなのかもしれません。
内野聖陽の実家はレストランを経営？
内野聖陽さんは、一部では「実家 レストラン」という関連ワードでも検索されているようです。
なぜ実家がレストランと思われているのかは不明でした。
もしかしたら過去に出演したバラエティ番組が原因でしょうか。
番組内で安住紳一郎アナウンサーとイタリアンレストランで食事をしたことがあったようです。
そこで2人がどんな会話をしたのかは確認がとれませんが、もしかしたら内野さんの実家が経営するレストランに安住アナを招待したと思った視聴者がいたのかもしれません。
俳優としての功績が評価され、2021年に紫綬褒章という栄誉に輝いた内野聖陽さん。
自ら選んだ世界で大成していく息子の姿は、母にとっても感慨深いものがあるのではないでしょうか。
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