着物姿で政治を語る姿が非常に印象深い森田実(森田実)さん。
息子がいるそうですが、やはり優秀なのでしょうか。
意外な事に病気が新たな活躍の場を生み出すきっかけになったんだとか。
家族への感謝を忘れないなど政治評論家の鑑と呼べる存在です。
気になる略歴についても見ていきましょう。
森田実の息子について
政治評論家として数々のメディアでお馴染みの森田実さん。
2023年は91歳を迎えますが、今も現役の評論家として活躍し続けています。
ただ、高齢という事もあって約60年も暮らした港区白金台から転居。
今は息子一家の自宅の近くに引っ越し、息子一家の世話になっているそうです。
ちなみに森田実さんの息子は新宿区四谷で暮らしているようです。
高級住宅地として知られる四谷。
そこで暮らす息子は一体どんな仕事をしているのでしょうか。
気になったので調べてみるも全く情報は見つかりませんでした。
そのためメディアに出るような仕事をしていない事は間違いないでしょう。
なお、森田実さんの出身大学は東京大学。
そして妻の親族には元衆議院議員で医師の石森久嗣さんがいます。
こうした血筋の元に生まれ育った息子も相当優秀なはず。
森田実さんと同じく東京大学に進学した可能性も十分考えられます。
長きに渡って政治評論家として日本の政治がより良い方向に進むよう活を入れてきた森田実さん。
その背中を見て育った息子なので、官僚となり日本のために尽力しているのかもしれません。
もしくは民間企業で国内を活性化するために奮闘しているのかも。
いずれにせよ重責を担うため誠心誠意、仕事に取り組んでいる事でしょう。
病気が新たな飛躍のきっかけになった
2016年5月に新たな活動の拠点として「森田実 世界研究室」の設立を発表した森田実さん。
この時、森田実さんの年齢は84歳。
80歳を過ぎて新しい事に挑戦する意欲があるなんて本当に凄いですよね。
守りに入る事なく攻めの姿勢を貫く姿は政治家の方々にも見習ってほしい物です。
なお、世界研究室を設立するきっかけとなったのが入院。
実は森田実さんは以前、2か月に渡って入院していたんです。
入院中は仕事をする事もなく、時間が有り余っていたのでしょう。
過去を思い起こし、これまでの人生を総括すると共に反省も。
更には社会を見渡す視点も変化。
そして自分の新たな研究や言論の場として世界研究室を設立する事を決意したようです。
「禍い転じて福となす」とはまさにこのことでしょう。
どんな苦境からも光明を見出すのは流石の一言。
これが政治評論家そいて長年、第一線で活躍できる秘訣なのかもしれません。
なお、どのような病気を患った事で入院したのかは明かされていません。
ただ、健康を取り戻した事を「奇蹟のように思える」と語っているので思い病だったのかもしれません。
息子一家の近くに引っ越したのも退院直後。
この事からも決して軽い病ではないと思われます。
森田実は家族愛に溢れる人物
「ご意見番」として政治家に辛辣な批評をする事も多い森田実さん。
何を言われるのかと恐れを抱く政治家も少なくない事でしょう。
きっと自宅でも厳しい亭主関白と思う人も多いかもしれません。
ところが実際は家族愛に溢れているんだとか。
夫婦仲は非常に良好で結婚してから一度も喧嘩をした事がないそうです。
朝起きてから寝るまで妻を労わり「大変だね」、「ご苦労さん」と声掛け。
また、食事を用意してくれる事に「ありがとう」と感謝。
妻と結婚出来た事を「人生最大の宝物」と語っているんだとか。
日本人の男性でこれほどストレートに感謝の思いを伝えられる人がどれだけいることか。
非常に少数派である事は間違いないでしょう。
ここまで愛情を表現してもらえれば妻冥利に尽きるというもの。
自然と「自分も夫を支えよう」という気持ちになりますよね。
粗探しだけでなく良いところはちゃんと褒める。
こうした細かな気配りも政治評論家に必要な才能なのかもしれません。
森田実は稀代の政治評論家
今も昔も「政治評論家」を名乗り活動する人は少なくありません。
政治評論家になるための資格はありません。
そのため自分で政治評論家と名乗ればその人は政治評論家という事になります。
ただ、有象無象の政治評論家と一線を画す森田実さん。
選挙での各党の獲得議席をほぼ当てた事も少なくありません。
また、中期的な予測についても次々と的中。
人並外れた見識と確かな予測はおいそれと真似できるものではありません。
ただ、ここ最近の予測の正確性は著しく低下。
国政選挙のみならず自民党総裁選の予測も外すようになってしまいました。
ですがこれだけで森田実さんの政治観が誤りとは言えません。
予測の正確性の低下には政治家の質も関係しているように思えます。
かつての政治家は自らの美学を持って行動する政治家ばかりでした。
ところが近年の政治家が重視するのは国益ではなく自分が政治家であり続けること。
そのためには長い物に巻かれる事も厭わない。
到底、信念や理念を持っているようには見えません。
このように自分本位の行動をとる政治家が増えた事が予測の正確性が低下した原因と思えてなりません。
きっと政治家の質の低下は森田実さんも嘆いている事でしょう。
森田実さんに認められるような政治家が一人でも増えるように祈らずにはいられません。
森田実の略歴とは
静岡県伊東市で生を受けた森田実さん。
相洋高校を卒業後、東京大学工学部に進学しました。
大学在学中に日本共産党に入党すると砂川闘争や安保闘争などの学生運動に参加。
日本共産党の幹部と殴り合い、除名になるなど血気盛んな学生だったようです。
除名となった後は新左翼党派の共産主義者同盟を結成。
その後、日本評論社出版部長や「経済セミナー」編集長を経てフリーの政治評論家に。
数々の書籍を出版しながらメディアにも精力的に出演。
その他、東日本国際大学で教壇に立ち後進を育成も積極的に行っていました。
当時、最も有名な政治評論家だったと言っても過言ではないでしょう。
ところが2005年に郵政民営化を巡る衆議院解散について、国会で郵政民営化法が否決されたならば従うべき。
納得いかないからと衆議院を解散して国民に信を問うのは憲法違反だと当時の首相、小泉純一郎さんを批判。
この発言がきっかけとなりメディアへの出演が著しく減少。
政治の方からの強いプレッシャーにより起用する事が難しくなってしまったんだとか。
なお、このタイミングでメディア出演が減ったのは森田実さんだけではありません。
郵政民営化を批判した政治評論家の多くがテレビから姿を消してしまったそうです。
このような憂き目にあったにも関わらずその後も一切の忖度なく政治を切り続ける森田実さん。
これこそが政治評論家のあるべき姿である事は間違いありません。
二階俊博の息子、長男の学歴と選挙。引退後の後継者は三男?高血圧で検査入院していた
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