大城卓三、双子の兄と実家について。東海大相模・大学・社会人野球の成績まとめ

大城 卓三(おおしろ たくみ)さんは捕手と一塁手の「二刀流」で注目を集める一方、私生活では双子の兄が居ることもファンの間で話題になっていました。

今回は大城さんの兄や実家、プロ入りする前のアマチュア時代について見ていきましょう。

大城卓三のプロフィール

本名:大城 卓三(おおしろ たくみ)

出身地:沖縄県那覇市

生年月日:1993年2月11日

投球・打席:右投左打

身長・体重:187cm / 90kg

ポジション:捕手 / 一塁手

所属球団(選手歴):読売ジャイアンツ (2018~)

大城卓三は双子で兄は社会人野球に在籍していた

まずは大城卓三さんが双子で兄も野球選手だったという件を見ていきましょう。

双子の兄は建二(けんじ)さんといい、卓三さんと同じ東海大相模高校から東海大学へと進んだのちに社会人野球チームの「トヨタ自動車」に内野手として入団しました。


大城兄弟は双子の中でも一卵性双生児なので見分けがつかないほど似ています。

パッと見ただけでは兄か弟か分からないほど似ていますが、父親の昌人さんによると兄弟の見分け方は”建二はつむじが2つある”という驚くべきものでした。

もっとも、多くの場合は帽子やヘルメットを被っているので家族ならではと言えるでしょう。

肝心の野球についてはトヨタ自動車で代打や守備固めとして活躍をしていましたが、2020年度末に退団選手として告知されていたのでユニフォームを脱いだ可能性もあります。

ただ、社会人野球は退団後も社員として在籍できることが多いので生活面は安泰でしょうね。

ちなみに、卓三さんには建二さんだけでなく昌士(まさし)さんという兄もおり、こちらも同じ学校を経て社会人野球の「西部ガス」に入社をして2017年に引退をしています。

3人の兄弟が全て社会人野球に入ることができたのは立派な経歴と言えますし、兄たちの想いも背負ってプロで闘う卓三さんを応援したいという感情は高まるばかりですね。

大城卓三の実家は那覇市で首里城の近くだった

沖縄と言えば多くの名産品や観光地がありますが、その中でも首里城は特別な存在だそうです。

大城卓三さんの実家は那覇市内の首里城付近にあるらしく、2019年10月31日に城が火災で焼失してしまった際には大変なショックを受けたと告白をしていました。

火災による首里城の消失は沖縄県民だけに留まらず多くの人々にショックを与えた出来事です。

大城さんは焼失から間もない秋季練習の時に同郷の與那原大剛さんと一緒にチーム内で募金を呼びかけ、2021年2月には「2021首里城再建支援チャリティーグッズ」も発売されました。

焼失後の活動見ても首里城の存在は大きく、かけがえのない物だったことが伺えます。

ちなみに、大城さんの実家自体は変わったことをしていないので特に言うことはありません。

東海大相模で複雑な甲子園準優勝を達成

ここでは大城卓三さんの高校時代について見ていきましょう。

2008年4月、卓三さんは双子の兄・建二さんと一緒に神奈川県相模原市にある「東海大学付属相模高等学校」に進学し、生まれ育った沖縄の地を離れて新生活を始めました。

2年生の頃から同級生の一二三(ひふみ)慎太さんとのバッテリーで注目を集め、3年春のセンバツ甲子園に出場しましたが1回戦で自由ケ丘高校(福岡県)と対戦して”2-4″で敗退。

2010年夏の県予選を突破して「第92回全国高等学校野球選手権大会」に出場し、初戦で敗退した春のリベンジとばかりに勝ち進んで決勝戦へと駒を勧めました。

しかし、決勝戦の相手は奇しくも故郷・沖縄県の代表校「興南(こうなん)高校」だったのです。

興南高校は同年春のセンバツ大会を優勝した強豪校という注目だけでなく、沖縄県勢初となる夏の甲子園制覇という県民の夢までも背負ってグラウンドに現われました。

試合は興南打線が爆発して”1-13″という大敗を喫し、大城さんは準優勝で夏を終えました。

捕手として準優勝までチームを牽引したことは立派ですが、決勝戦で故郷の応援を一身に受けた相手に戦って敗れたことは嬉しい思い出ではないかもしれません。

大城兄弟に限ったことではありませんが、野球の神様のいたずら好きには困ったものですね。

大城卓三の大学や社会人時代について

最後に大城卓三さんの大学や社会人時代の球歴を見ておきましょう。

2011年4月に系列校である東海大学へ兄と一緒に進学し、高い打撃能力を発揮して4年次の「第63回全日本大学野球選手権大会」では4番打者として優勝に大きく貢献。

その時の働きは見事なもので、同大会の最高殊勲選手に選ばれたほどでした。

また、首都大学野球リーグ戦でも好調ぶりを維持して”春秋連続”の首位打者を獲得しています。

とても素晴らしい実績を築きましたが、プロ野球から指名されることはありませんでした。

これは大学で首位打者と言っても早稲田大学や慶應義塾大学が所属する「東京六大学リーグ」ではなく、やや力が落ちる「首都大学野球連盟」だったことも影響しています。

東海大学を卒業して2015年4月に社会人野球「NTT西日本」に入社し、ワールドベースボールチャレンジ(2016年)やBFAアジア選手権(2017年)の代表メンバーに選ばれて大いに活躍。


その甲斐もあって2017年のドラフト会議で読売ジャイアンツから3巡目で指名されました。

ちなみに、ジャイアンツから5巡目指名された田中俊太さんは大城さんにとって高校・大学の1年後輩ですが、この巡り合わせも野球の神様のいたずらと言えるかもしれませんね。

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コメント

  1. 興南との対戦は見ていて楽しかったです!
    との時に捕手と一塁手が大城と聞き沖縄の人だと分かりました!
    同じ県民としては勿論興南の
    応援でしたが大城兄弟も応援してました!
    その時の試合を録画して今でもDVDで見てます!
    チバリヨー卓三〜